2次元のグラフィックから新しい建築の可能性を模索する課題での成果物。フラクタル図形(n番目とn+1番目が自己相似の関係になっている図形)のひとつであるヒルベルト曲線は、空間充填の性質をもっており、有限な四角形の中でn、n+1、n+2、、、と高次元になるにつれて細かく領域を切り分けていく性質をもっている。次元が進むにつれて、最初は大枠でしか捉えていなかったものが、徐々にフォーカスし、細分化されていく様子は、まるで図書館に行き、大量の本が大雑把なカテゴリーでしか分けられていない中から、自分が探している本を探し求め、一歩一歩近づいてく様に似ているところがあると感じた。このHilbertlibraryと名付けられた図書館では、図書の分類法と建築の構造が一体となることで、探している本に迫っていく楽しみや高揚感を空間にすることができた。

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2013.4