3Dプリンターで成型したバーをシリコンに埋め込みポストテンションをかけることで、ポップアップによる曲面成型を考えた。作りたい曲面形状に変形するよう、バー形状を逆算して成型することで多様な曲面を型枠を不要として成型できる。
これにより下記の懸念点に対応することができると見込まれる
・3Dプリンターは射出物の最大サイズがデバイスに制限されるため、大きなオブジェクトの成型が困難
・3Dプリンターは振動(地震)やエラーにより、ズレが生じた場合修復がほぼ不可能なため、分割することでリスクを低減できる
・曲面体は運送でのデメリットを抱える。テンションを現場でかければそれまで平面として運送できる
info:
2017.03
修了制作
award:
東京藝術大学建築学科修了制作JIA賞